
LU301は、建物地震観測システム「有線LAN地震計」の記録部です。建物地震観測システムは、記録部LU301とA/Dコンバータを内蔵したセンサ部(別売)とで構成します。1台のLU301に対して最大15台のセンサ部を接続することができます。
記録部を介して、複数のセンサ部が時刻同期※1しますので、高い精度で同期した地震観測を行うことが可能です。
センサ部として、標準のSU201のほか、微小振動まで計測可能なSU501を用意しました。
また、SU201、SU501のそれぞれには、防滴タイプもあるため目的や設置環境に応じてお選びいただけます。
十分な容量のストレージを内蔵しました。例えば15台のSU501を接続したシステムで、6000回以上※2の地震記録が可能です。
Webブラウザでネットワークを経由して
LU301に接続し、各種設定や状態確認、計測した地震波形の確認やデータのダウンロードなどが行えます。

| 項目 | 仕様 | |
|---|---|---|
| センサ部接続台数 | 最大15台 | |
| トリガ | トリガセンサ台数 | 最大15台 |
| トリガ論理 | センサ間OR/AND選択、センサ内OR | |
| プリトリガ時間 | 1~99秒 | |
| ポストトリガ時間 | 1~99秒 | |
| トリガ継続時間 | 1~30秒 | |
| トリガレベル | 0~980Gal、1Gal単位 | |
| 通信プロトコル | HTTP・FTP・NTP | |
| CPU | ARM Cortex-A8 | |
| メモリ | 512MByte | |
| 通信インターフェイス | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T | |
| 内蔵ストレージ | 120GBbyte | |
| 電源 | DC12±10% | |
| 消費電力 | Max 6.42W (AC100V) | |
| スイッチ | INIT | |
| 表示・警告 | ステータスLED ×3、電源LED ×1、LANアクセスLED | |
| 動作環境 | 温度 | -20~40℃ |
| 湿度 | 20~90%Rh (結露しないこと) | |
| 寸 法・重 量 | 81×144.5×39.2mm、約460g | |
| 本体材質 | SECC | |
| 防水性 | なし | |
ACアダプタ、ゴム足、CD-R(ユーザーズマニュアル)、保証書
※図は概要を示すもので、多くの必要な機器が省略されて描かれています。