お客様事例

スリーエム仙台市科学館様 導入事例

科学展の地震体験展示に地震ザブトンを短期貸出

リアルな地震体験を通じて子どもたちに「防災・減災」をわかりやすく伝える

建物の外観
  • お客様プロフィール

  • スリーエム仙台市科学館様
  • 所在地:宮城県仙台市青葉区
  • 設立:1952年2月
  • 昭和27年に仙台市内のレジャーセンター内に「サイエンスルーム」を開設し、以来、市内の中学生を対象にした実験指導である「科学館学習」を実施しています。平成2年に現在の台原森林公園内に移転しました。現在は、「科学館学習」の他にも一般の方々を対象にした「自然観察会」や「プログラミング教室」などのイベントも開催しています。
  • 目的

    防災教育、防災学習展示、リアルな地震体験

  • カテゴリ

    地震動シミュレーター

  • 関連製品

    地震ザブトン[VS-3203]

  • 提供範囲

    地震体験装置一式レンタル

背景と課題

未就学~小学校中学年の子ども達に、「防災・減災」について考えてもらう体験型展示が必要でした。また、約一か月間(夏休み期間)の利用、大掛かりな工事が必要ないこと、毎日の運営や装置の管理が簡単に行えることが求められていました。

提供機器

実際に観測されたデータを基に、水平2方向の地震動をリアルに再現できる可搬型地震動シミュレーター「地震ザブトンBasic(映像:実写版)」と、「地震ザブトンVR(映像:3DCG版)」を提供しました。

  • 子供たちが揺れを体験 運営スタッフの説明を聞きながら、震災を知らない子ども達が揺れを体験。
  • 大人向けコンテンツの様子 中学生以上を対象とした大人向けコンテンツとして、家具固定の大切さを伝える展示に。
  • 体験前の説明の様子 体験前に展示の意図をきちんと伝える説明の時間を設けた。
  • 「地球と地震 48のひみつ」リーフレット 会場で配布されたリーフレット。

導入後の効果

  • ●「防災・減災」の大切さを伝える体験型展示として有効に機能した
  • ●震災を知らない子どもたちに地震体験させる貴重な機会として喜ばれた
  • ●震災当時のことを子どもたちに伝えるコミュニケーション媒介として活用された
  • ●33日間の会期中に来場者は約29,000人、地震ザブトンの体験人数は約4,300人に上った
親子で参加している様子

親子で参加している様子

ご担当者様の声

子ども達に説明するという運用を通じて、
スタッフの防災意識も大きく高まったと感じられた。
今回の特別展「地球と地震48のひみつ」の目的は何ですか?

今回の特別展は、「地球のつくり」と「地震が発生するしくみ」を、小学校低学年を中心とした家族連れに“わかりやすく伝える”ことでした。

地震ザブトンをご利用いただいた理由は何ですか?

当初から、パネルだけでは不足する部分を体験型装置で補いたいと考えていましたが、「防災・減災」について考えてもらう装置として最適と判断しました。

運営に際し、配慮した点はありますか?

特別展における体験装置には、「楽しさ」や「面白さ」を求められる傾向がありますが、今回は、「どうすれば(地震や防災について)真剣に伝えられるか」を第一に考えました。同時に、東日本大震災から8年というタイミングで、「震災を思い出させてしまう」リスクについても配慮が必要で、館内で長時間議論を重ねました。

最終的な結論は出ましたか?

結局は、来館者に展示の趣旨をきちんと説明して納得していただくことに尽きると思います。今回の運営に当たってはアルバイトを採用しましたが、そのアルバイトスタッフも展示の趣旨を理解し、来館者に正しく理解してもらおうと、取り組んでもらいました。会期中の最初の方は、無言の時もありましたけど、徐々に体験者に色々と話しかけるようになり、様々なコミュニケーションが生まれていました。運営全体を通じて「真剣です」というメッセージが伝わったことで、来館者にもきちんとご理解いただけたと思っています。

具体的に印象に残っている場面はありますか?

よく見られたのは、お父さんやお母さんが、東日本大震災を知らない年齢のお子さんに体験させているシーンです。それから、今回は、VR版もレンタルさせていただきましたが、そちらを体験した大人が、Basic版を体験した子供と話し合っていて、親子共々で防災に関する大切さや理解が深まるのはいいことだなと感じました。

特別展を振り返ってみていかがですか?

「本当にやってよかった」ですね。科学館として伝えたかったメッセージがきちんと伝わったという実感があります。それから、地震ザブトンを使って子ども達に説明するという運用を通じて、運営スタッフの防災意識も大きく高まったのではないかと感じています。

最後に、地震ザブトンを利用しての感想を一言お願いします!

コンテンツの素晴らしさは勿論ですが、運営側として、特に感心したのは、地震ザブトンの操作性の良さですね。会期中、担当が日替わりでも、特に事故やトラブルもなく運用できました。また、検討段階から最後まで、白山工業の担当者様が丁寧にフォローしていただけたのも心強かったです。

  • ご担当者様の写真

    事業係 指導主事 小山様

  • 運用までの流れ
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