NEWS - プレスリリース

2014年10月28日
白山工業株式会社

微小振動計測にも対応した高性能地震計センサ「SU501」発売

LANケーブルで電源も供給。サーボ型加速度計※1内蔵で建物の高精度計測が可能

白山工業株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:吉田稔 http://www.hakusan.co.jp/)は、建物の微小振動計測にも対応した地震計のセンサーユニット「SU501」を2014年11月4日に発売いたします。

「SU501」は、サーボ型加速度計を内蔵したセンサーユニットです。 「LU201 SU201」(有線LAN地震計:白山工業製)の記録ユニットLU201とともにシステム構築することにより、建物の高精度な振動計測が可能です。

「SU501」は、「LU201 SU201」のセンサーユニットであるSU201と互換性を有している※2ため、例えば、建物基礎に「SU501」、建物内部にSU201を組み合わせて設置することで、コストと性能のバランスを考えた建物計測システムの構築が可能になります。また、SU201で構成した既存システムからのアップグレードも容易です。

主な特長

  • ■高分解能サーボ型加速度計を3個(X・Y・Z)内蔵
    SU201では、ノイズに隠れて見えなかった微小な振動まで計測が可能です※3。(ノイズレベルはSU201の1/10以下)
  • ■大加速度計測[±4G(オフセット1G含む)]が可能
    SU201では±1.5Gに対して、本加速度センサSU501では±4Gまで計測することができます。
  • ■SU201の基本機能・互換性を維持
    LANによるデータ通信・PoE受電機能※4により、LANケーブル1本で設置が可能です。
    また、SU201と同寸法なので設置時の互換性にも優れています。

SU501
    • 価  格:オープン
    • 販売目標:初年度100台

    比較表


    • ※1 東京計器株式会社製のサーボ加速度計を使用
    • ※2 SU501はカスケード接続に対応していません
    • ※3 本製品は工学分野向け製品であり、地球物理分野で求められるデジタルフィルターを実装していません
    • ※4 PoE(Power over Ethernet)Ethernetの配線ケーブル (カテゴリ5以上のツイストペアケーブル)を利用して
      電力を供給する技術(IEEE802.3af規格)

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