SU501はサーボ型加速度センサ※1を内蔵した高精度・広帯域における大加速度計測が可能な地震計のセンサ部です。LU201[記録部]とシステム構築することで、建物の振動計測・解析が可能となります。また、SU201[センサ部]との互換性を維持しているため、システムの組み合わせやアップグレードが容易です。
SU201では、ノイズに隠れて見えなかった微小な振動まで計測が可能です※2。(ノイズレベルはSU201の1/10以下
SU201では±1.5Gに対して、本加速度センサSU501では±4Gまで計測することができます。
LANによるデータ通信・PoE受電機能※4により、LANケーブル1本で設置が可能です。
また、SU201と同寸法なので設置時の互換性にも優れています。
項目 | 仕様 | |
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センサ | サーボ型加速度センサ | |
周波数範囲 | DC~30Hz | |
チャンネル数 | 3チャンネル(水平2成分、鉛直1成分) | |
A/Dコンバータ | デルタシグマ型 24ビットA/Dコンバータ | |
測定レンジ | ±4G(オフセット1G含む | |
測定インターバル | 10msec | |
分解能 | 0.0006gal(水平/鉛直) | |
通信プロトコル | HTTP・NTPクライアント | |
通信インターフェイス | 100BASE-TX 適合コネクタ :R J 4 5コネクタ 適合ケーブル:Ethernet UTPカテゴリ5以上の8芯ケーブル(最大100m) |
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電 源 | PoE給電対応スイッチによる電源供給 (IEEE802.3af Power over Ethernet規格の給電側(PSE[Power Sourcing Equipment])に準拠するもの、給電タイプBを推奨) |
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消費電力 | 3.2W | |
動作環境 | 温度 | -10~+50℃ |
湿度 | 20~80%Rh(結露しないこと) | |
寸 法・重 量 | 140×140×58mm・約800g | |
防水性 | なし | |
価格 | オープン |
※ 天井取り付け金具等のオプション品もあります。
※ 推奨PoE HUB:BUFFALO社製BS-POE-2008MR(給電タイプB)
※ 計測に絶対時刻の精度が必要な場合には、別途NTPサーバが必要です。
※ SU501は地震計のセンサ部になりますので、システム構築にはLU201[記録部]が必要になります。
CD-R(ユーザーズマニュアル)、保証書
※図は概要を示すため、省略して描かれています