NEWS - プレスリリース

2013年03月28日
白山工業株式会社

建物の地震被災状況の把握とすみやかな支援対策を可能にする
簡易震度計システム VissQ-Lite 発売

~ 「帰宅困難者受け入れ」や「建物の継続使用」等、BCP遂行時に必要な判断をサポート ~

白山工業株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:吉田稔 http://www.hakusan.co.jp/)は、地震発生時の建物において、震度をリアルタイムに演算して被災状況を定量的に表示し、すみやかな復旧対策を支援する 簡易震度計システム VissQ-Lite(ビスキューライト)を2013年3月29日に発売いたします。建物の地震防災システムとしてご好評をいただいているVissQ(ビスキュー)のシリーズ製品として、導入しやすい価格でご提供します。

大きな地震に見舞われた際、揺れの程度を知ることは地震被害の目安となりますが、気象庁発表の各地震度がその建物の実際の揺れではありません。実際の建物における震度を知るためには、直接建物ごとに揺れを計測する必要があります。
また、事業所や商業施設として複数の建物を展開・管理している組織、団体において、被災後の復旧を迅速かつ効率的に行うためには、建物ごとの被災状況を集約して知ることが重要です。

簡易震度計システム VissQ-Lite では、「単独監視」と「グループ監視」の2タイプをご用意しました。
「単独監視」では、建物の揺れを計測してリアルタイムに演算した震度が表示器に表示されるため、地震発生後ただちに必要となる建物の継続使用判断の支援に繋がります。
「グループ監視」では、センター側(対策本部等)で個々の建物の被災状況を集約して把握できるため、対応優先度の判断に用いるなど、迅速な復旧支援等に活用できます。また、センター側からの指示等を個々の建物の表示器に表示して避難誘導に役立てることも可能です。

簡易震度計システム VissQ-Lite を利用することにより、万一の被災時にも、より適切でタイムリーな対応をとることで減災に繋げることができます。

主な特長

【単独監視】
  • 1.簡易震度計で常時揺れを計測し、リアルタイムに震度を演算
  • 2.震度3以上検知時、LAN接続の表示器にテキスト情報を表示
    表示内容:最新震度、最大震度、加速度値(gal)、時刻

【グループ監視】※脚注参照(2019/07/01追記)
  • 3.センター側で地震発生時の各建物の被災状況の情報を集約
    各施設の被災状況を「エリア別」等の条件により選別して一覧表示
  • 4.センター側から建物側(単体/複数)表示器にテキスト情報を表示可

    • 価  格:80万円(税抜き)から
    • 販売目標:初年度100セット

VissQ-Liteイメージ

以上

※グループ監視機能は VissQ Webサービスに統合されたため提供を終了しました。

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