NEWS - プレスリリース

2011年02月17日
白山工業株式会社

緊急地震速報受信機「KB-2500V」シリーズ発売

~ 既設VPN網で新たな地震対策を ~

白山工業株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:吉田稔 http://www.hakusan.co.jp/)は、「緊急地震速報受信機 KB-2500V」を2011年3月1日に発売いたします。

KB-2500Vは、「既設VPNの有効活用/安定稼働のシステム」をコンセプトに設計された、緊急地震速報の受信機です。緊急地震速報を受信する際の回線は、NTTコミュニケーションズ株式会社の提供するVPNサービス網に対応していますので、同社のVPNサービスを利用されているお客様は、回線費用をかけることなく緊急地震速報の受信が可能です。*1

さらに、KB-2000シリーズ同様に駆動部品を排除した設計で安定稼動を実現しているほか、ラックマウントでの収納や、据え置きの設置に対応しています。

KB-2500V

KB-2500V

1 主な特長

1-1 既設VPNでランニングコストを削減

  • ・既設のVPN網のご利用で、回線費用を負担することなく、各拠点で緊急地震速報の受信が可能です。*1

1-2 安定稼働のシステムを実現

  • ・故障の原因になりがちなファン、ハードディスク等の駆動部品を使用しておりません。
  • ・ソフトウェアの心臓部であるOSには、安定性の高いLinuxを採用しています。

1-3 LANを経由して各機器へネットワーク配信

  • ・各機器(以下に記載)へLANケーブルを経由して情報を転送します。
    表示ソフトウェア(KS-2000H)、表示端末(FTE-D04) ・・・予測震度、予測到達時刻の表示
    接点制御端末(KB-1100)に電文を配信 ・・・接点の出力(18接点)

KB-2500V
表示ソフトウエア(KS-2000H) 

FTE-D04
表示端末(FTE-D04)

1-4 様々な機器の制御が可能

  • ・18接点の出力により、必要な条件に応じて機器を制御することが可能です。

1-5 手間のかからない運用

  • ・専用ソフトウェア(本体に付属)を使用すれば、手間をかけることなく機器の設定作業が可能です。
  • ・専用のテストデータ配信ソフトウェアのご利用により、防災訓練や動作確認を行うことができます。
  • ・全面のLED/LCDパネルで機器の動作状態やログ収集を簡単に行えます。

1-6 各設置環境に対応

  • ・ ラックマウント/据置の両方に対応

※ 1 緊急地震速報を受信するためには、回線契約の他に、緊急地震速報の情報受信契約が必要です。
http://www.ntt.com/jishinsokuho/


2 システム構成図

システム構成図

主な仕様

一般仕様
電源 入力定格 100V AC
入力周波数 50/60 Hz
消費電力 30W以下
規格 VCCI クラスA準拠、RoHS指令
LED表示 POWER(緑) /READY(緑) /STATUS(緑)
外形寸法 (D)280mm × (W)390mm × (H)43mm
重量 3.7kg
環境仕様
温度範囲 動作保証温度範囲 0℃~40℃
保存温度範囲 -10℃~50℃
湿度範囲 動作保証湿度範囲 80%以下(結露なきこと)
保存湿度範囲 90%以下
インターフェース仕様
LAN 10Mbps/100Mbps
出力接点端子(18点)
絶縁方式 フォトMOSによる絶縁出力、a接点
電圧容量 48V DC (但し、活線挿抜は40V DC以下のこと)
電流容量 16点(1~16番) 50mA
2点(17~18番) 300mA
ピーク負荷電流 16点(1~16番) 100mA
2点(17~18番) 600mA
使用可能電線 0.5 mm2~1.5 mm2
USBポート USB 1.1/2.0 準拠

価格

オープン

お問い合わせ先

【白山工業株式会社 防災システム事業部】中井・牛尾
電話 042-333-0080
http://www.hakusan.co.jp/

以上

お問い合わせ