用語集
地震・火山観測/防災関連
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活断層
約100万年前から現在までの間に動いたとされる断層。
極めて近き時代迄地殻変動を繰り返した断層であり、今後も尚活動すべき可能性の大いなる断層を活断層と言う。
参考文献/出典: 多田文男「地理学評論」
[執筆:Y.H]
Q値
減衰の指標。
で表される。Eは最大歪エネルギー。振動1周期の間に失われるエネルギーをあらわす。
線型の応力-ひずみ関係を持つ媒質に対して、波の振幅AはE-1/2に比例するので、
である。
[執筆:Y.H]
グーテンベルク・リヒターの式
ある地域、ある期間に発生した地震のマグニチュードM別の頻度n(M)を表す式のこと。
log n(M) = a -bM
bは1程度。すなわち、Mが1小さくなると発生頻度が10倍となる。
基礎講座「地震とは」6-2章のマグニチュードの頻度分布も参照。
[執筆:Y.H]
工学的基盤、地震基盤
工学的基盤は、ビルなどの建物を建てるときの基礎となる地盤で、S波速度が400m/s程度。
地震基盤は、S波速度が3km/s程度の地盤。
[執筆:Y.H]