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用語集

地震・火山観測/防災関連



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断層

(正断層,逆断層,トランスフォーム断層)

地面に力が加わって、せん断破壊を生じたものを断層と言う。
力の加わり方で、断層の形状が異なる。

正断層

正断層:伸張応力場で形成される断層。

逆断層

逆断層:圧縮応力場で形成される断層。

左横ずれ断層
右横ずれ断層

横ずれ断層:断層面が垂直に近く、断層に沿って水平方向のずれが卓越している断層。断層面に向かったとき、断層の向こう側が相対的に右に動いているのを右横ずれ断層、左に動いているのを左横ずれ断層と言う。

トランスフォーム断層

トランスフォーム断層:プレートの横ずれ境界に沿ってプレートどうしが横ずれ運動をする断層。

[執筆:Y.H]

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地殻,マントル

(グーテンベルク不連続面、モホロビチッチ不連続面)

・地殻とは、地表からモホロビチッチ不連続面までの領域のこと。

・マントルとは、モホロビチッチ不連続面から、外核とのの境界までの領域のことで、地下650km付近で上部マントルと下部マントルに分かれる。 これはマントルの主成分であるかんらん石の相転移による不連続面であると考えられている。よくマントル対流と言うが、マントルは個体である。

・コア(核)とは、マントルの下の地球内部にある、液体状の領域(外核)と、そのまた内部の固体の領域(内核)のこと。核の成分は密度や隕石とのアナロジーから、鉄ニッケル合金だと思われている。外核は(P波を通さないので)液体、内核は固体と思われている。

・モホロビチッチ不連続面とは、モホロビチッチが発見した地球内部の境界のこと。震央距離200kmより遠いところで地震波の見かけ速度が大きくなることから、地下数十kmの深さに明瞭な不連続面があると考えた。この不連続面をモホロビチッチ不連続面という。今日、この境界より上を地殻、下をマントルという。地殻とマントルは岩石の組成が異なる。

・グーテンベルク不連続面:マントル中を伝わって最初に観測点に到着するP波の走時曲線が、角震央距離で100度を少し越えた辺りで消えてしまう現象について、マントルの下の地球中心部に液体状のコア(核)が存在すると考えられていた。グーテンベルクはその深さを2900kmと推定した。このマントルとコアとの境界をグーテンベルク不連続面と言う。

地球内部構造


地殻の構造

[執筆:Y.H]

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中央海嶺

大洋底のほぼ中央にある大規模な海底山脈のことで、地球を取り巻くように連なっている。ここでは絶え間なく新しい海洋底が生産されて、海嶺の外側に拡大している。基礎講座「地震とは」1章(余談)プレートの運動参照。

[執筆:Y.H]

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津波

「なんらかの原因によってきわめて短時間に発生した大規模な海の波」のこと。
津波の原因の多くは、海域で発生した地震に伴う海底地殻変動であるが、地すべりや火山活動、隕石落下などでも発生する。地すべりでは1792年の「島原大変肥後迷惑」がある。
津波の速度は 津波の速度 で表される。gは重力加速度、hは水深。深いほど津波の速度は速く、水深1000mで秒速100mにもなる。

[執筆:Y.H]

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トラフ

トラフとは、海溝よりも浅い、細長い海底盆地のこと。海溝とトラフとの違いは、水深が深いか浅いかによる。基礎講座「地震とは」3章参照。

[執筆:Y.H]

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