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用語集

地震・火山観測/防災関連



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地震波

(P波,S波,レーリー波,ラブ波)

・地震波とは、地下の断層などが動くことにより変動が発生したときに生じる波のこと。

・P波は地震波のうち、物質の内部を通る実体波のひとつである。縦波とも言われ、波の伝播方向と振動方向が同じである。基礎講座「地震とは」5章参照。

・S波は地震波のうち、物質の内部を通る実体波のひとつである。横波とも言われ、波の伝播方向と振動方向が垂直である。基礎講座「地震とは」5章参照。

・レーリー波は表面波の一種。地表が上下動に進行方向に対して回転するように振動する。基礎講座「地震とは」5章参照。

・ラブ波は表面波の一種。地表に対して水平に、進行方向に対して垂直に振動する。基礎講座「地震とは」5章参照。

[執筆:Y.H]

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常時微動

地面は無感ながら、様々なノイズにより常時振動している。これを常時微動と言う。常時微動は、地表で卓越した表面波、特にレーリー波だと思っている人が多い。

[執筆:Y.H]

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震央

震源の真上の地表の点のこと。
基礎講座「地震とは」1章参照。

[執筆:Y.H]

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震央距離

震央から観測点までの距離のこと。
基礎講座「地震とは」1章参照。

[執筆:Y.H]

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震源

地震が始まった地点のこと。
基礎講座「地震とは」1章参照。

[執筆:Y.H]

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震源距離

観測点から震源までの距離のこと。
基礎講座「地震とは」1章参照。

[執筆:Y.H]

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震度、計測震度

地震により、ある地点がどのくらいゆれたかを示す尺度を震度と言う。
計測震度は、それまで職員の体感でつけられていた震度を、統一するために、地震波形から決められた方法により求められるようにした指標である。

[執筆:Y.H]

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前兆

(大)地震が発生する前に見えるとされる現象のこと。様々な現象が該当すると言われている。平成21年度から始まった「地震及び噴火予知のための観測研究計画」においても、地震発生先行過程というセッションが設けられている。そこでは、例えば地震に関する電磁気現象の観測研究としては、VHF帯の電波伝播異常、GPSによる電離密度の観測、神津島でのVAN法の検証などが行われている。

※ VAN法
ギリシャで開発された、電磁気観測による地震予知方法。方法名に3人の研究者の頭文字をとっている。ただし、その成否に関しては今なお議論があるようである。

[執筆:Y.H]

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走時

震源から発生した地震波が、地球内部を通って、ある観測点に到達する時間を走時と言う。さまざまな震央距離の観測点と、地震波の到達する時間との関係を走時曲線と言う。

走時曲線

走時曲線
参考文献/出典:理科年表 平成13年,国立天文台

横軸が震央距離(度)、縦軸が時間のグラフです。たとえばPという名前がついている曲線は、P波の走時を表している。震央角距離で60度のあたりにある観測点は、地震発生後約10分でP波が到達するということである。Sは同じくS波の走時を表している。Kは外核を通る地震波、Iは内角を通る地震波、小文字はどこで反射しているかを示している。例えばPKPは地震で生じたP波が外核を通り(K)、そのあとマントル内でP波となって観測される波のころであり、PcPはマントル-外核境界で反射されてP波となって観測される波のことである。

[執筆:Y.H]

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