パンくずリスト


サポート - 計測機器

LS-7000のQ&A

計測に関すること

LS-7000で使用しているAD変換器は、AD変換器への入力クロックが変わるとアナログ入力部のインピーダンスが微妙に変わる性質があります。
サンプリング周波数20Hz以上、10Hz、2HzではAD変換器への入力クロックが異なるため、フルスケールに対する電圧換算値に差が生じます。

同時には記録できません。どちらか一方のみとなります。

約17bitとなります。
LS-7000の有効精度はLS-7000自体が発するバックグラウンドノイズによって決まります。
これは主に、A/Dコンバータ自体から発生するトーン・ノイズに起因します。

時刻校正に関すること

内部時計の精度は1ppmです。そのため、GPSを捕捉しない条件下においては1時間あたり±3.6msecの誤差が生じます。

WGS84です。

入力する緯度経度は±10km以内の誤差範囲内におさえてください。
緯度経度が正確でないと、時刻校正の精度が正常に保たれません。

Typicalでは-20~+50℃まで±0.5℃の誤差精度がありますが、-20~0℃までは最悪値としてマイナス側は-1℃、プラス側は+2℃の誤差があり得ます。
ただ、最悪値ですので通常は±0.5℃と考えてください。

LS-7000の時刻が実際の時刻よりも遅れているという意味です。

GPS衛星の概略の軌道情報のことを指します。
アルマナックはGPS衛星から放送される電波のうち、航法メッセージの中に入っています。
航法メッセージのメインフレーム(1500bit)は5個のサブフレームからなり、50bpsの通信速度で伝送されます。
また、メインフレームのうち4,5番目のサブフレームがアルマナック情報であり、1メインフレームに1ページずつ、25ページ分の内容が交代で現れます。
メインフレーム25個分をマスターフレームといい、マスターフレーム1個を受信することで全てのアルマナック情報を取得できます。

アルマナック(衛星の概略の軌道情報)取得はJSTで毎週月曜日の13時から30分間行われます。
この間、LS-7000はGPSモジュールの電源を入れっぱなしにして航法メッセージのマスターフレームを取得します。

目安として2週間前までのものとお考えください。
ただし、しばらく使用していなかった機体で観測を開始する場合、必ずアルマナック取得を行ってください。

得られる情報は一緒なので、少なくとも国内ではどこでも大丈夫です。

GPSモジュールに関すること

古野電気製のGT-77シリーズもしくはGT-80シリーズです。

例として、1/1の朝09時00分直前に1秒挿入される場合、
  本体液晶表示、テレメータ出力データ、CFカード蓄積データともに
  08:59:59、08:59:60、09:00:00、09:00:01・・・となるのが正常動作です。
  ファームが051116235416より古いとCFカードへの蓄積データに欠測が発生します。
  詳しくはアップデートページをご参照ください。
   →アップデートページ

  GPSモジュールがうるう秒不具合未対応の場合の挙動は次の質問をご覧ください。

日曜日にうるう秒が挿入されるときに限り、GPS出力情報に重複が発生する
 可能性があります。テレメータ出力データには問題ありません。

交換済みの機器には緑色の丸いシールを貼ってあります。
 確認方法はこちらをご参照ください。
  →確認方法

通信に関すること

できません。リアルタイム出力の設定は、使用している全チャンネルに適応されます。

LS-7000の場合、「ホスト局アドレス」、「ロガーアドレス」は常に同じ値となります。ここには[Measure1]で設定した、16進4桁のアドレスが入ります。

「コントロール番号」、「サブコントロール番号」とは、送信側がパケットにつける16進数で00からFFまでの連続番号です。
(それぞれWINフォーマットにおける「パケット番号」、「再送用パケット番号」と同じ意味です。)
受信側でコントロール番号が途絶えたとき、受信側プロセスは欠落した番号の再送要求パケットを送信します。
送信側が再送要求を受け取ると、該当するコントロール番号のパケットを再送します。その時コントロール番号は新たな番号に付け直されますが、サブコントロール番号は再送前の番号が付きます。

例えばシリアル番号が「06120005」の場合、MACアドレスは「00-50-e6-01-12-05」となります。
 00-50-e6-01 まではLS-7000固有のものとなります。
 12 はシリアル番号の左から3-4番目の値が入ります。
 05 はシリアル番号の左から5-8番目の値の16進表記が入ります。

電源に関すること

消費電流は65mA Typ(3ch使用状態、時刻校正をしていない状態、イーサネット未使用時)となっております。

使用条件によって変動しますが、65mA~120mAの範囲内とお考えください。
なお、時刻校正時(GPS起動時)はそれに50mAほどプラスした値になります。

電圧の高いバッテリから順に消費されます。

データに関すること

UNIXマシンで"CAT"コマンドによって結合が可能です。

LS-7000は時刻精度を得ることを目的にGPSを捕捉しております。そのため、カーナビ等に搭載されているものとは異なり、位置情報よりも時刻情報を得るために適したGPSモジュールを搭載しています。従って、位置情報については記録しておりません。

時刻校正の設定が「Mode=NONE」になっていないでしょうか?
この設定になっているとGPSの捕捉を全く行いません。
このため、測定開始時のチャンネル毎の起動タイミングのずれがそのまま残り続けるため、データにずれが生じます。

記録に関すること

ATP社製の産業用コンパクトフラッシュ2GB(SLC)(型名:AF2GCFI-HSN002)、または
SanDisk社製コンパクトフラッシュ(型名がSDCFBまたはSDCFHで始まるもの)2GB以下を推奨しています。

過去の推奨産業用品
(ATP社製の産業用コンパクトフラッシュ)

型名:

  • AF2GCFI-HSN001 2GB(SLC)(生産終了)

産業用品を推奨する理由:

  • ・安定供給が可能です。
  • ・全領域がスクリーニングされた SLC NANDフラッシュメモリを使用しており、 信頼性・耐久性を要求される用途に最適です。
  • ・弊社専用型番でハードウェアおよびファームウェアのリビジョンが管理されており、製造ロットによる仕様変更が原因で引き起こされる動作不良のリスクを回避できます。

上記、産業用CFカードのご購入を検討される場合は弊社までご連絡ください。


LCD表示は整数3桁端数切り捨てなので、容量が1.9GBだと「 1G」と表示されますが、実際には2GB(1.9GB)として処理されますのでご安心ください。

マイクロドライブはご使用になれません。

ch数とサンプリングレート、フォーマット、データ量等によって異なりますので、あくまでも参考値としてお考えください。
(winフォーマットの差分データサイズを1として計算)
 100Hz,3ch測定時(FAT32)・・・69日
 100Hz,6ch測定時(FAT32)・・・34日
 200Hz,3ch測定時(FAT32)・・・34日
 200Hz,6ch測定時(FAT32)・・・ 18日

「OverWrite = NO」 の場合はCFカードの容量が残り2MBになると測定を終了します。
そのままであれば、再度測定をすることはないのですが、なんらかの原因で電源OFF~ONになりますと、測定状態で起動し、ファイルをひとつ作ってしまいます。
そのときに残り容量が2MBを切っているので、測定終了になります。
電源OFF/ONのたび、上記を繰り返しファイルを作成していきます。
残り2MBすべて消費した場合にはファイルを作成することはなく、古いファイルを削除することもありません。

FAT32でフォーマットした場合、FAT16よりもアロケーションユニットサイズが小さくなります。
メディア上のデータは、アロケーションユニットサイズの整数倍で管理される為、収録されているデータの1分ファイルが定常的にそのサイズに近い場合、メディア上で無駄に使用される領域の率が高くなります。
従って、FAT32を使用した方が、CFカードを効率的に使用することができます。

SanDiskのCFカード(SDCFB)を使用した場合、故障率(MTBF)から算出した値は約114年に1回となります。
これは20枚を同時期にお使いいただきますと、約5年に1枚が故障する確率となります。

一部のメーカのCFカードを使用した場合、起動しない事例がありました。
詳しくはこちらをご参照ください。

2GBまでです。
それ以上のものを使用すると、ハードウェア上の制約により異常動作のおそれがあります。
ご注意ください。

表示に関すること

本体に表示されるGPS機能状態は以下のようになります。
 "G": 時刻校正中(1PPS待ち)
 "P" 測位中
 "g": アルマナック収集中
 "L": アルマナックロード
 "+": 常時電源ON
 "-": 電源OFF

測定中に表示される時刻表示は、フィルタ処理しているデータの時刻を表しています。
そのため、実際の時刻と比較すると数秒の遅れが生じることがあります。

正常です。
GPSの捕捉環境が良い場合、S1を確認する間もなく、瞬時に観測開始状態になります。
最新のアルマナック情報をGPSモジュールが取得している場合やDIPSW7がONになっている場合、あるいは時刻校正の設定が「Mode=Fix」になっている場合、起動時の衛星捕捉が高速になるため、この現象が発生する可能性が高くなります。

その他

ソフトウェア「データマークアシストSR7001」を使用すれば設定ファイルを編集し、ネットワークに接続されているLS-7000に設定を送り込むことが可能です。(「データマークアシストSR7001」については弊社までお問い合わせください。)
ただし、設定を有効にするためには、現地で本体を再起動をしていただく必要があります。

Linuxなどの汎用OSは使用しておりません。必要最低限の機能(TCP/IP、ファイルシステム、タスクファイル)のみ提供するリアルタイムOSが入っています。

保証回数は100回となっております。

↑ Top of Page


ページリスト


製品情報