「通信」という言葉を聞いて、まず何を思い浮かべますか? 今まさにあなたが使っているインターネット、その日起こったニュースを見るテレビ、友達に送るメール、実家にかける電話、どれも「通信」。今の社会では必須のものばかりです。
HAKUSANで手がけている「通信」は、主に衛星通信を指します。衛星通信?そう思われる人もきっと多いでしょう。使われている中で一番わかりやすい例としては、テレビで海外とのやりとりを生で行って、話している同士で時差が起きているアレです。また、最近盛んにCM等で宣伝を行っているBS,CS、スカパー等も通信衛星を利用した放送です。 というと、まだまだ日本人全員の生活に関わっているとは思えないかもしれませんが、これからは前述の分野+これまでの方法ではできなかった分野での活用が大きく期待されています。その様子を表したのが右の図になります。

通信システム事業部はこの幅広い衛星通信事業の中のどういった部分を扱っているのか、まとめると次の3点になります。
- VSAT建設
- DVB-RCS方式を使った、スター/メッシュデータ通信用ネットワークシステムの構築
- 気象関連衛星通信システムの構築
VSATの建設
VSATとはVery Small Aperture Terminalの略で、日本語に訳すと超小型衛星通信用端末局のこと。小型のパラボラ・アンテナなどを使った衛星通信用の地球局の総称です。
国際衛星通信が始まった頃は、直径20~30メートルのアンテナを必要としましたが、最近では通信衛星の性能が向上したため小型のアンテナで地球局が開設でき、手軽に衛星から電波を受信したり、衛星に電波を送信できることから多用されています。
HAKUSANでは、VSATの中でも大型の直径2.4メートルのアンテナを持つ完全双方向通信用VSATの建設を行い、テレビ会議等双方から大量のデータを流す必要のある場面でのソリューションを提供しています。

DVB-RCSを使った、スター/メッシュデータ通信用ネットワークシステムの構築

DVB-RCSとはDigital Video Broadcasting Return Channel Satelliteの略で、デジタルビデオ放送のヨーロッパ標準方式の中でも、双方向で衛星回線を用いる規格のことです。
上の図の中心はHUB局、周りの小さい丸はそれぞれVSATを示しています。スター型は、1つのHUB局に対して多数のVSATがアクセスをかけてきますが、これをHUB局を介さずにそれぞれのVSAT同士が通信できるようにすることで、1つのHUB局へかかる負担を軽くし、よりネットワークの冗長性を高めようとしたのがメッシュ型になります。
しかし、必ずしもメッシュがスターよりも優れている、というわけではなく、スターにはスターなりのメリットがあります。その点をふまえ、スターとメッシュを用途に応じて使い分けるシステムの構築を行っています。
また、今までのADSLや光ファイバーなどとは異なり、衛星通信は基本的に大掛かりな工事をしなくともどこの地域でも送信・受信が可能な為、遠方の取引先とのテレビ会議や大学の講義の送信などさまざまな場での活用などが見込まれています。
気象関連衛星通信システム
近年、世界各地で大地震や大規模な被害をもたらすハリケーンなどが多発したことで、社会においてかつてないほど「防災」に対しての関心が高まってきています。通信システム事業部では、この「防災」に関連したシステムの構築も行っています。
例えば、気象関連衛星通信システムができると、以下のようなことが可能になります。
- 地震・火山観測データ交換(メッシュ)
- 解析結果のデータ放送(スター)
- 日本のWEBへのインターネットアクセス(スター)
- 各国研究者の電話 / TV会議(メッシュ)
HAKUSANでは、衛星通信を使った通信システムの構築を行い、お客様にその環境を提供しています。
